真生ロジスティクス30周年


ご挨拶

真生ロジスティクス (以下略称:真生ロジ)が、2022年11月で30周年を迎えました。大手ユーザー様に支えていただきながらここまで継続出来たことに厚く感謝申し上げるとともに、関係する皆様にこの場をお借りして深く御礼を申し上げます。
我々のサービスは、お客様のご要望にきめ細やかな対応することを身上としております。チェーン店のような画一的なサービスではなく、革新的な設備を具備しつつも、一見非効率な人の手を介する作業にも地道に取り組んでまいりました。「設備」と「人」とのベストマッチング、それによる謂わば「知る人ぞ知る地元の名店」の味わいが、永年継続してきた秘訣であろうと思います。30年前にこのビジネスモデルを構築された先人の先見の明に改めて感じ入ります。
DXが流行語になっている昨今ですが、「効率化一辺倒でない」我々のサービスが今後も必要とされ続けることは間違いなく、企画制作からモノづくり、IT展開など真生印刷の一連のサービスのアンカーマンとして、真生ロジを今後も発展させてまいります。
何卒、今後とも変わらぬご愛顧の程重ねてよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 河内 克之


業務内容について

工場で一括生産した印刷物を保管し、注文に合わせて全国各地へ発送

真生ロジスティクスでの主な業務は4点あります。

➀ 工場等から届いた製品を自動立体倉庫に入れる「入庫作業」
➁ 注文に合わせて自動立体倉庫から製品を取り出す「出庫作業」
➂ 出庫された製品の仕分け、検品、包装などを行う「出荷準備作業」
➃ ビニールに取扱説明書やチラシ等を入れる「アッセンブリー作業」

取扱説明書や保証書などを中心に、お客様の工場での生産状況に応じた保管・出荷が必要となる印刷物の管理を30年積み重ね、累計300万件以上に上るご注文に対応してきました。*EDI 等のシステムとデジタル化された自動立体倉庫の在庫情報が連係し、受注から出荷までの物流管理業務を統合的に管理することで、正確で効率的な作業を行うことができます。また、在庫情報は他部署のツールと連係し社内共有しています。
*Electronic Data Interchange(電子データ交換、オンライン受発注システム)

自動出庫から秤量検査

自動出庫から秤量検査まで、アッセンブリー作業に最適な手順・体制が
整っています。

トラックヤード

10トントラックが入れるトラックヤードも完備

次の30年へ向かって

良品を効率的に安定供給する物流ノウハウで、お客様と共に考え、幅広いニーズにお応えします。

真生ロジスティクスは取扱説明書や保証書といったお客様の製品を保管する倉庫のイメージがあるかもしれませんが、今後はカタログ等の宣伝物分野にも力を入れていきます。宣伝物の内職作業はカタログと販促品や試供品が届いてからスタートする作業ですが、弊社であれば徒歩10分の本社工場にあるA横輪転機で短時間に大量印刷し、即入庫してアッセンブリー作業できます。これによりリードタイム短縮を図り、宣伝物に求められる情報鮮度をキープした納品対応が可能です。
また、製品部品管理で培ったノウハウを宣伝物でも活用したご提案を進めています。例えば、カタログの一括生産で製造コストを下げ、保管・管理については真生ロジスティクスを活用頂くことでお客様の印刷コストと保管場所に関するお悩みを同時に解決いたします。
今後とも得意先様の要望に合わせたシステムと真生ロジスティクスの持つインフラ、人材を掛け合わせ、幅広いニーズに応えていきます。ご期待ください。


真生ロジスティクスの特徴

真生ロジスティクスの特徴
保管から発送まで可能な自動立体倉庫

真生印刷のワンストップサービスで、製品管理から保管・梱包・発送までを担うのが真生ロジスティクスです。
オンライン受発注システム(EDI) での受発注と在庫管理、全国にあるお客様の工場の生産状況に応じた梱包と発送対応を行っています。

最大60,000種の印刷物を管理可能

ポイント1古いものから順番に自動出庫!

古いロットの商品から順番に出庫

ポイント2在庫情報から不足アイテムが一目で分かる!製品データ管理

製品データ管理

ポイント3丁寧な秤量検査が品質の決め手!アッセンブリー

アッセンブリー

工場で一括生産した印刷物を保管し、注文に合わせて全国各地へ発送

真生ロジスティクス30年のあゆみ

1954年(昭和29年)

  • 真生印刷株式会社創業(6/21)。
  • 1967年(昭和42年)

  • 物流倉庫新設(物流倉庫の第一号)。
  • 1971年(昭和46年)

  • 安立新社屋を建設、物流倉庫を増設。
  • 1974年(昭和49年)

  • 浜口新社屋を建設、物流倉庫を増設。
  • 1981年(昭和56年)

  • 堺第一工場を新設、物流倉庫増設を検討開始。
  • 1983年(昭和58年)

  • 堺第一工場第2期工事完了、立体物流倉庫を増設し、物流業務をシステム化。
  • 1988年(昭和63年)

  • 堺第二工場完成、物流倉庫を増設。
  • 1989年(平成元年)

  • 在庫の総合管理計画(物流センター創設検討)開始。
  • 1990年(平成2年)

  • 在庫管理、物流管理の合理化を図るため商品管理部を設立。
  • 1991年(平成3年)

  • IBM 様、ダイフク様と1年半の協議を経て物流センター建設計画を策定(ラックシステム共同開発)。
  • 1992年(平成4年)

  • 物流センター完成/竣工。
  • 1993年(平成5年)

  • 物流センター、IBM システム稼働、ダイフクラックシステム導入、品番体系作成、EDI 受注システム導入開始。
  • 1994年(平成6年)

  • 出荷と在庫、生産計画を同時に管理する生産計画検討書を策定。
  • 1995年(平成7年)

  • 阪神大震災発生(1/17)
  • 1998年(平成10年)

  • *EIAJ 出力開始(*EIAJ 標準伝票・D ラベル)
  • ~2006年(平成18年)

  • アッセンブリー品の受注が拡大し始め、対策検討が始まる。
  • 2007年(平成19年)

  • 自動アッセンブリー機導入。
    ドイツ ケーラ・パックマット社製VM60
  • ~2011年(平成23年)

  • 受注形態が複雑化し始め、旧システムの見直しが始まる。
  • 2012年(平成24年)

  • Snet システム導入、受注システム、帳票類を一新。ドットインパクトプリンターでの帳票印字を廃止、レーザープリンターに切り替え。
  • 2013年(平成25年)

  • ダイフクシステムの老朽化が進み、システム更新の検討開始。
  • 2014年(平成26年)

  • 新会社がスタート(2/1)、旧ダイフクシステムを**AWC システムにリニューアル開始。
    メインシステム・制御BOX を更新。
  • 2015年(平成27年)

  • 注文形態の複雑化に合わせ、新たなシステム開発を検討開始。
  • 2016年(平成28年)

  • 新倉庫システムの導入、自動立体倉庫の駆動系部品リニューアル。泉大津市よりデジタル総合印刷物流部門が移転。
  • 2019年(令和元年)

  • パレット用自動立体倉庫の地上制御用部品を更新。
    1階作業場へ大型空調設備導入、シートシャッター設置。
  • 2020年(令和2年)

  • 社内環境改善で空調設備をリニューアル。
  • 2021年(令和3年)

  • タイヘイ印刷グループオンライン展示会(9/16)、(11/16)へ出展、館内照明LED 化、***AWC リフター更新工事。
  • 2022年(令和4年)

  • 物流センター完成より30周年。
  • * 日本電子機械工業会(現:電子情報技術産業協会(JEITA))
    ** Automated Warehouse Controller,「自動倉庫制御」の略。
    *** 立体自動倉庫内で荷物を横移動、縦移動する搬送装置。

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